真似
真似をする =美しくないこと。
世間一般では、こんな考えが主流ではないだろうか?
何かの真似をすれば、「パクり」と呼ばれ蔑まれることすらある。
しかし。
例えば料理にレシピがあるように。
勉強に参考書があるように。
ピアノを弾くときに楽譜があるように。
将棋に定石があるように。
まずは誰かの真似をすることから、ほとんどのことは始まるのではないか?
誰かに憧れることだって、真似をすることではないか?
ならば恐れることは何もない。
どんどん真似をすればいい。
自分が好きなことだけを真似していけば、その組み合わせで全く新しい何かが生まれるかもしれない。
なぜそんな話をするのかと言えば、僕は人の真似をするのが得意だからである(モノマネではないですよ)。
自分でトライ&エラーを何度も繰り返すより、僕は人の真似をする道を選ぶ。
全ての失敗を経験しているほど、人生の時間は長くない。
よく
「成功者の真似をしろ」
と自己啓発本には書かれているが、時間を大幅に短縮することにも大いに役立つのである。
ファーストペンギンに感謝して。
誇らしく僕は真似をしていく。
全く新しいもの、やり方、観念を自分自身が創造できるとは僕は思わない。
それは一種の諦めではあるだろう。
でもだからこそ、別の道が開けるということが人生にはある。
真似をしていく。